耳石剥離の目眩から解放されて以来、本を読むこと出来るようになり、ホッとしている。ベッド🛌🛏に横になって読んでいても、すぐ吐き気をもよおして、実際に何度も何度もトイレ🚽🚽に駆け込んだ。いまは、全くその兆候すらない。ありがたい。
▼老後の愉しみは、孫のような娘との会話。電車🚃🚆か電動自転車で昼メシに、近場の美味いもの屋を探して回る。全く気を使わないで済む友人たちと酒を飲む。雑誌や書籍📚📕📖をスキャンしてiPadや、kindleで拡大して読む・・くらいかな。
▼この内、kindleやiPadで、ある程度大きな文字で読む”活字の世界”は、想像以上にワクワク🤗🤗🤗させる。特に雑誌の小さい活字はストレスが溜まるので、読みたいページをすぐスキャンして拡大文字で読む。
▼北方謙三さんの『チンギス紀』を読みたいばかりに、分厚い「小説すばる」を定期購読していて、そのページだけすぐ断裁してスキャンする。今月は藤田宜永さん(奥さんの真理子さんも好きなんだな、20代の頃『知的悪女のすすめ』のサイン会か何かで鹿児島に来た際、K出書房出身のS苑堂書店の店長に誘われて、天文館のサンローゼで一緒に飲んだことがある、関係ないか❗️)の『家族写真』も掲載されていたので、2作品も読めて何だか儲かった気分だ。
▼読みたい本は山ほどあるし、新刊も続々出るので、いちいち雑誌の小説全ては読まない。「月刊B藝春秋」だと気になる記事は、取り敢えずセッセとスキャンしておくけれどね。
▼『チンギス紀』は、モンゴル人や西域の人々の名前や地名が皆カタカナで、覚えるのに苦労する。その都度、登場人物一覧や略図のページに戻っては読見返すのだが、これがまた愉しい。そのうちノート📔📓を作ったり、歴史地図を使って読み進めるのも好いね。
▼だんだんテムジンのもとに、強い仲間が集まり始めて、物語も面白くなってきた。池波正太郎、藤沢周平両先生亡き後、北方、宮城谷昌光両先生の作品を読むことが、大きな愉しみの一つだ。
▼願わくば、お金持ちのS英社には、漫画で儲けた金で、ノンフィクション専門の月刊誌を是非、発行して欲しいね、様々なジャンルの写真も満載して。『月刊開高健』とか。それも電子版でも読めるようにして。