講話は、いきなり「◯H Kスペシャル『幻の王国 ムスタン 』」のビデオから始めた。この番組のビデオを持っている人は稀で、しかも今や◯H K職員ですら見たことがない人がほとんどのはずだ。これを見せたあと、『何かおかしいと気づいたところはありますか❓」と訊ねる。
T橋さんという女性が鋭い。「後からヘリコプターでムスタン 入りするくらいなら、何日も険しい山岳地帯⛰🏔を登る必要はなかったのでは?」彼女の話を聞いていた人たちも一様にうなづく。
そこで1992年に放送されたこの番組の解説とA日新聞によって指摘されたヤラセや虚報などの詳細について説明した。◯H Kが失った信用、信頼は大きく、その回復をはかるために、これ以後「再現」「イメージ」と表記するなど様々な対応を講じたことを話す。
続いて3大新聞の「サンゴ事件」「グリコ森永犯人聴取」「宮崎勤アジト発見」など「魔の1989年」の虚報、誤報などの事例を説明。
今月のテーマは、「フェイク ニュース」。ソーシャルネットワーク時代の「フェイクニュース」の氾濫、トランプ大統領(候補)の「ローマ法王が支持」といった怪情報、次から次に平気で嘘をついても、支援者はそれを丸ごと信用する危うさなどについても言及した。
締めは、ネット情報を鵜呑みにせず、新聞、テレビ、雑誌など専門のデスクなどがチェックしてあるメディアとネット情報をダブルチェックすることの重要性などを話して終わった。この間90分(内ビデオは最初の20分)大学の授業と同じ時間だが、やはり社会人の方が、私語はなく熱心に聞いてくれるので話しやすい。
普段、益さんの所にムクナ豆を見に来ては、社員のみんなにアホな話しばかりしている私が、真面目な講話をするので、「えっ、意外」と感じている人もいて、嬉しい😃😆😊😂。こういうギャップが大好きなんだな。
▲会場のホール
講和の前、若手のSさんとホール外の喫煙コーナーで、久しぶりにタバコを吸いながら、「禁煙🚭🚭ファシズム」について語り合った。私は、年に数回ほどしか吸わないが、たまに燻らせると解放された気分になって好きなんだな。娘に見つかったら口を利いてもらえなくなりそうだけど。