久しぶりのウォーキング 『少女時代』を聴きながら「禁煙🚭ファシズム」について考えた 1032

夕方から久しぶりにウォーキングをした。妙蓮寺の我が家から旧綱島街道を白楽➡︎東白楽と左手に東横線を眺めながらの1時間コースだ。

▲旧綱島街道は、意外と緩やかな坂道が多いことに今更ながら気づく

もちろんイヤホーンをして、『少女時代』の曲を延々と聴きながら歩く🚶‍♂️🚶‍♂️🚶‍♂️。ここで思いがけないことに気づいた。いつもの『セブンイレブン妙蓮寺店』はもちろんだが、街道の意外な場所に、「鬼平犯科帳」や「剣客商売」に登場する『奉仕宿』のように、「喫煙スポット🚬🚬🚬」が設けられているのだ。つい1ヶ月前までは、気づかずに自転車🚴‍♂️🚲で通り過ぎていた道路脇に、スタンド型の灰皿が置かれてある。

『セブンイレブン』の次は、妙蓮寺と白楽駅の丁度中間あたりにある『ファミリーマート』の前だ。何と2箇所に円筒形のスタンド灰皿が置かれてある。「ここでは結構タバコ🚬🚬が売れるんだろうな」と推測しながら更に東へ進んでいく。

間もなくタバコ屋さんの前に立てられた灰皿を発見。これは理解できる。「売ってナンボ」なのだからアフターケアをキチンとすべきだとの心配りと思われる。しかも「買ってくださいな」と呼び止めるように、店先にはドーンとタバコの陳列ケースが鎮座しているではないか。天晴れ❣️

だがそこから20メートルほど離れたところに、何とベンチまで出して、その横に大振りの灰皿が据え付けられている喫煙スポットがあった。嬉しい😃😆😊😂けれど、すでに吸い殻で溢れている。ついつい件の『日新寮』のシケモクを思い出した。折角だからと、このベンチに腰を下ろして一服。

紫色に暮れ泥んだ空を眺めながら、煙を吐き出していると「紫煙」の文字が浮かんできた。タバコの煙の色って「紫」なんだと、これまで考えたことがないことに気づいて、可笑しくなった。

東横線白楽駅東側の踏み切りを渡ると、急に交通量が少ない通りに出る。左側の高台には立派な邸宅が建ち並ぶ。さすがに住宅街とあって、全くそれらしき「喫煙奉仕宿」を見つけられないまま、東白楽駅に着いてしまった。

▲帰りに通った六角橋商店街入り口のパチンコ屋さんの裏口。この裏口という所に現在の喫煙人民戦線の置かれている情況が見て取れる。

歩きながら沸々考える。禁煙🚭ファシストたちが、わざわざ赤の他人が吸うのに反対するのは、当然受動喫煙になることを恐れているからだが、その他にも建物や洋服にタバコの匂いが移って臭くなることもある。タバコを吸わない時期が長かったので、それはよく理解できる。

禁煙🚭ファシズムが、この国を覆い始めてから、まだ10年経っていないのではないか。それにしては、喫煙者の追放や場所の排除の加速が早い。これは今の社会の特徴的な寛容さの崩壊と一致していないだろうか。異端や少数派を認めない、ファジーな部分を削ぎ落としていく風潮に似てるような。かつてナチスが、ユダヤ人を迫害したように、大衆を扇動し、同じ思考のベクトルを強要した、そうだ❗️ハンナ•アーレントが分析、考察、指摘したように、まるで全体主義を目指しているかのようだ、なんてオーバーな🧥🧥🧥❣️

禁煙🚭ファシストたちの怒りを煽るようなことを考えながら歩く。ハッハッハ。

まぁ禁煙ファシストたちは、ナチスと違って、決して間違ったことを主張しているわけではない。が、ついつい「排除」や「差別」と言った言葉を連想したり、「少数派」「異端」などの多様性を認めない社会風潮に対して、過剰に反応してしまうところが、私のへそ曲がり❓性格の悪さなのか。いやいやそれこそ「寛容のなさ」かもしれんね。

日が暮れてからは、随分涼しくなった。イヤホーンを通して流れてくる曲は、私が一番好きな「Time Machine」だ。『サクマ』の「クエン酸3500」を舐めながらサクサク歩く。Tシャツもショートパンツもトランクスもずぶ濡れになったところで、家に帰り着いた。

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