昨日(23日)のリレー競技は、1人の選手が病気で出場自体がなくなったので、応援に行くことはしなかった。
今日は8年間の集大成というと大袈裟だが、とにかくこれで私が駒沢陸上競技場に来ることはまずないだろう。そう思うとなかなか感慨深いものがある。というのも、この『駒沢』の2文字が遠かったのだ。八王子の支部大会で、ある一定以上のタイムを出さないとここには来ることができないからだ。簡単そうに言うものの、凡ランナー🏃♀️🏃♀️🏃♀️のチビテビちゃんには、ハードルが高いのだ。だから「来れた」ことだけで満足してしまっては元も子もないのだが、もちろんそんなことおくびにも出せない。
台風🌬💨💨🌬20号の影響で、午前3時前から窓を打つ雨音が煩かった。それでも娘が競技場に行く午前10時前には、小降りになっていたので、走る頃には雨も上がっているだろうと、私の方は傘☂️🌂も持たずに出かけた。
日差しが無い分、すこぶる過ごしやすいかというと、湿気が凄くてじっとしているだけで、ジトーと汗が噴き出てくる💦💦💦。
スタンドに入っていつものゴール前に陣取ろうとしたら、すでにエンジのユニホームを着た女子生徒5人が座っている。よく見るとチビテビちゃんの後輩たちで、「小俣杏香の父です」と挨拶すると、みんなが一斉に照れ笑いした。
出走前10分に雲の切れ間から陽が射すようになった。これが暑い😵☀️💦のなんの。まぁ泣いても笑っても今日で最後だと思えば我慢出来るというものだ。
彼女の3000メートルの自己ベストは10分37秒。前の1500メールは4分49秒なので、このところ本調子ではないらしいが、「もう後にも先にも無いのだから、死んでもいいから、いや死んだらいかんが、口から心臓が飛び出るぐらい必死で走れ‼️」とハッパをかけたら迷惑そうに苦笑いしていた。
スタート直後はダンゴだったが、300メートルほどでトップグループと次のグループに分かれ始め、1周した時には、チビテビちゃんは3位をキープ。何度もトップに立とうとするが、そうスンナリとはいかない。
あと2周のところから遅れ始めた。あれだけ並走していたのが、みるみる離されて行く🏃♀️🏃♀️🏃♀️。可哀想だけど、こればっかりは体力、気力、忍耐力の闘いだからね〜。とにかく大声で叫び続けるだけだ。
可笑しかったのは、レース中場内アナウンスで、1位と2位は中学生のときからの常連なのか、「現在、1位はK学院のS藤さん。2位はR教女学院のS井さん」とスラスラ出たのだが、「3位は・・・」のところで止まってしまった。非常連なので先生もとっさに誰か分からなかったのだろう。ゼッケンを見て確認したのか少し間を置いてから「3位はW稲田実業の小俣さん」と言ったのには、競技の最中だったが、思わず大きな声で笑ってしまった。そうかぁこんなコールを聞くたびに、上位を走る選手はモチベーションが上がるし、気分が好いんだろうなと想像してみる。
最後は2人に離されて、自己ベストにも程遠かったものの、3位のままでゴールした。有終の美を飾ることが出来て良かった❣️タイムレースだから、2組でタイムが上の者が出れば、全体の順位は変わるだろうが、そんなとことは、我々にはどうでも好いんよね〜。
これまでの努力が曲がりなりにも報われたことで、彼女は「諦めない精神」を身につけただろうことが尊いのだ。こっちは、失意の娘の顔を見なくてすんで、ホットしている。
◎ 結局タイムレースの結果でも、記録的に速い人が他にいなかったので、チビテビちゃんの3位が確定。6年間欲しかった「勝者のTシャツ」を貰って大感激だった。もう試合はないのに、明日は東大和まで練習に行くという。何でや❓中長距離のキャプテンだから❓エスカレーターとはいえ、そろそろ勉強せんでもいいんかねぇ〜。