診察日(1123)

五反田の内科糖尿病科クリニックに通っている。以前は銀座にある超著名なM田クリニックに10年ほどかかっていたが、5〜7分の診察に1時間近く待たされるので、そこでずーと診てくれていたI藤静夫先生が独立したのを機に馳せ参じた。月1回欠かさず診察を受ける。これが悪化しない最善の対策だ。糖尿病自体、それほど怖がることはないが、その合併症が恐ろしい。だから風邪をひいても、胃腸が悪くても、とにかく五反田へとなる。
 
 
I藤先生は、説明が丁寧で、「アメリカでこんな新薬が開発されたので」と現状を見ながら投与の相談をしてくれる。糖尿病だけでなく、諸事に精通している。「コレステロールについては、学会でも意見が分かれるところで・・・」と研究資料を提示しながら、「このポイントで見てみると・・・」ととにかく患者の不安を払拭させる。コロナのときも、「熱がでて心配な時は電話ください。糖尿病疾患があることを保健所に伝えて、早く対応してくれるように、こちらから連絡しますから」とトコトン誠意を見せてくれる。
 
 
Facebookにも書いたのだが、診察日は朝からというか前夜から何も食べていないので、当然腹がすく。そのため診察後の朝昼兼用に何を食べるかが楽しみだ。
とはいえ午前10時〜だと10時30分過ぎには終わってしまう。11時までどこかで暇をつぶすのか、そのまま帰って横浜市内で何か食べるのか、他人から見ればどうでもいいようなことに、迷わされる。「麺食い」と自他共に認める麺好きだから、ついつい頭に思い描くのは、麺類ばかり。それでも今日は、日吉の街中華『王府』のチャーハン🦐🦞が頭に浮かんだ。ここだと午前11時からなので、五反田をパスして、池上線から大井町線、東横線で、ちょうど良い時間だ。
 
でも結局五反田駅ガード下の『後楽そば』にした。腹が減りすぎて我慢できず。ここで一番人気の焼きそばに、ミニカツ丼のセット。決して特段美味いわけでもないが、たまに食べたくなる蕎麦屋のカツ丼。焼きそばは、日清の冷凍焼きそばの方が、具が多いかもしれないが、何だろう⁉️この微妙なソース味、独特のチープな旨さ。B級グルメの真骨頂だな。量が多すぎて、こんなに食べられるかなと思いつつも、気がつけば完食。
 
 
都内は東京都知事選挙の真っ最中。店の前に止まっていた『NHKをぶっ壊す‼️』の立花孝志さんの選挙カーを初めて見た。支離滅裂の主張が一定程度受けるのは、様々なことで不平不満を持つ人たちの心を掴んでいる証だろう。一刀両断に切り捨てるのは簡単だが、この欲求不満は何処から来ているのか考えてしまう。格差社会、新階級社会、非正規雇用、最低賃金、絶望社会が通底していて、その反転、憧れのベクトルの先にホリエモンがいるのか⁉️
 
私は30年ほど前に、サラ金問題で、宇都宮健児弁護士を取材したことがあって、その誠実な人柄に触れた体験から、これほどの人は、他にいないと確信している。しかし野党が離散している以上、厳しい状況だ。おそらく小池さんの圧勝かもしれないが、せめて山本太郎氏の上をいって、総選挙では、維新を除く野党共闘の必要性を再認識させるべきだと思っている。が、所詮神奈川県民なので、犬の遠吠えに過ぎない。
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