久しぶりに赤坂で飲む(1162)

9月11日は、夕方から多摩川を越えて赤坂に出かけた。編集者2人から声がかかり、久しぶりに『もも』に顔を出した。

<午後6時の赤坂 花金なのに人通りは閑散としていた>

<お客が少ないのでは❓と心配したが、午後7時を過ぎると続々来客>

若い人たちとたまに飲むのは楽しい。1970年代、80年代の話をしても、即対応出来る所が凄い。これまでもかなりの数の編集者と交流があるが、驚かされるのは、優秀な編集者は一様に、様々なジャンルの本や雑誌に目を通しているところだ。しかも詳しい。昨夜も椎名誠さんの話題になったら、「『小説S潮』に、そのことは書いていましたね・・・・」と縷々説明する。こちらはもう何十年か前に「時代小説特集」か何かを読んだきり、雑誌の存在そのものを忘れていた。

片方の編集者が遅れに遅れたので、「また会えばいい」と引き揚げようとしたら「編集会議が長引いて・・・」とやって来た。我々のいい所というか、同じマスコミで働いている(いた)と、こうした遅れは全く腹が立たない。お互い様だという意識が強いからだ。

『もも』では◯ちゃんという飲み仲間がキープしている「キングギドラ焼酎」を1杯頂戴した。「キングゴジラ焼酎」というのもあるらしい。私たちの世代は、「キングコング」だけど(私はあの映画が嫌いだった、あまりに哀しすぎて)。しかも久しぶりに会ったSちゃんにタバコを頂戴し、実に何ヶ月ぶりかで紫煙を燻らせた。

<きのこ蕎麦に海老天とねばねば昆布をトッッピング>

帰りに寄った『吉そば』では午後11時前だというのに、酔客が5人も入っていて、まだまだ赤坂の街は人通りが少ないものの、少しずつ活気付いている気配を感じた。

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