2020年大晦日に思うこと(1224)

今年も今日でおしまい。誰もが思うコロナ禍での1年の不可解さ。N経新聞電子版は、都内の感染者数が1300人を超えたと報じている。今更驚かないのは、この3ヶ月余りの菅無知蒙昧政権のやることなすことの失策、無策を思い知らされているからだ。「利権」以外に関心がない連中のやることには、数字が実態を表わしている。あぁいかん!2020年の大晦日まで怒っていては・・・。

<N本経済新聞電子版 SNSから>

確かに都内に限らず神奈川だって多かろうと実感したのは、新横浜のプリンスぺぺの地下にある『山助』に出かけたときだ毎日何かしらの鍋や刺身を食べているものの、正月はふぐのセットとカニを買い求めのが年中行事になっている。午前11時過ぎ、長蛇の列。密密密。これは店内の密を避けるために、入場規制したためだが、逆に密の列を作り出す元凶となっていた。皮肉なものだ。結局店には並ばず諦めて入り口にある、誰も並んでいない「ポンパドール」でいろんなパンを買って引き上げた。まぁ別にカニやフグが逃げるわけでもないし、正月4〜5日分の食い物は溢れるほどある。

昨日午前中横浜は雨だったため、買い物を諦めていた人が今日に集中したのだろう。私も昨日は雨が上がった昼過ぎから、「三浦半島の出汁巻き卵」と三浦大根の漬物を買いに六角橋のマグロ屋へ行っただけ。ここも年末の3日間が稼ぎどきとあって、隣の店先まで品物を並べて声をかけながら売っていた。肝心のマグロも人気のようだったが、前日妙蓮寺で大量に買って帰ったから、ここではパス。

この日30日は午後4時を過ぎに、私がマグロのカマを焼き、大根おろを大量にすって、八街のピーナツやポテト&マカロニサラダ、件の「三浦の卵焼き」を携えて、元住吉のL洪千さんの家の忘年会に出かけた。例年と違って密にならないように、同じ元住吉に住んでいる「週刊B春 トイレ探検隊」仲間で、テレビT京のA部欣司さんと3人。Lちゃんは、キムチチゲを作り、欣ちゃんは大量の酒、ビール、レモンサワーを下げてやってきた。

最初はいつものように真面目な日韓問題や国際政治にまつわる会話。L教授からは、韓国検察の強大な権力と大統領との力関係など、故盧武鉉大統領時代に遡って説明してもらう。彼はブレーンの一人だっただけに詳しい

欣ちゃんは、A日新聞のO山俊宏さん同様、今の日本のメディアの中では非常に優れた、屈指といっても過言でない記者であり、ディレクターだ。私は12〜3年前に彼の「セブンイレブンのフードロス」のニュース企画番組を見て存在を知った。当時「調査報道」の博士論文を書いていたときだったので、取材させてもらった。それが縁で、長女と同じ歳ぐらいだけど、友人になった。以来彼が関わる番組や「ガイアの夜明け」「WBS」をずっと見てきている。そうそう日本のテレビ局で唯一人、レバノンのカルロス・ゴーンに取材、質問できた記者だ。

だからどうしても報道関係の話が多くなるが、それも最初のうち、あとは韓流ドラマの話やテレTの愉快な番組、「YOUは何しに日本へ」「池の水ぜんぶ抜く」「二軒目どうする」などバラエティー系やドラマ「共演NG]の話題になる。だんだん酒が回るとわたわいのない話に終始する、それがイイのだ。午後6時にスタート、10時を過ぎたので引き上げた。よく飲んだ。今年最後を〆るのには好い飲み会だった。

大晦日の今夜。今年1年の垢を洗い流すため、ゆっくり風呂に入る。長風呂になったが、この1年を振り返るのには良かった。連日のご馳走攻め。ひるはポンパドールのカツサンドがまだお腹に残っている。少し簡単な物が食べたい。都心の鮨屋さんから毎年届く伊達巻とイカの塩辛が今年も食卓に。これに『勘場』のさつま揚げ、三浦大根のつけもの、毎日の友韓国直送キムチをツマミにビールを飲んでいたら眠くなった。

目覚めると「孤独のグルメ 大晦日特集」をやっていた。「えっ❗️えっ❗️平五郎だ」愛宕山の放送文化研究所にいたころ、ランチでも夜もよく通った洋食屋さんが出ているではないか。たしか4〜5年前、ビルの改築で立退か何かで閉店した。その際「再開したらお知らせします」という葉書をもらったが、私の横浜の住所が変わったので届かなかったのかもしれない。家人ともカキやエビのフライ、カニクリームコロッケ、ハンバーグステーキをつまみにワインを飲んだものだ。思いがけず再開店を知ったので、1月中にでも行ってみよう。

もう何十年も紅白歌合戦を30分以上見たことがない。ことしも裏番組を録画して、後で見る程度。パフュームだけは見たかったが、これは末娘が録っているので深夜1人で愉しむことにする。

今年は私の人生に新しい1ページが加わった。「介護1年」と言っていいだろう。2021年はこれがどう展開するのか。「介護、執筆、講義」の三足の草鞋を履くことになれば好い、といまこのとき思っている。

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