喪中のため(母が2月に94歳で亡くなった)、年末年始の挨拶はしていないので、今年もよろしくお願いします。
といっても賀状は65歳を最後に出さなくなったし、67歳を最後に従来の生き方とは少しずつ違った、終末期に向けた人生を歩み始めている。
正月を気楽に迎えられるようになって早20年が経つ。社会部時代は1月1日の朝刊に各紙が何を書いてくるのか警戒するため、大晦日までの1週間は気が気でなかった。おそらく今の記者たちも同じ思いで過ごしているだろう。特に特捜事件を抱えていれば尚更のことだ。今朝の朝日新聞1面トップは、吉川貴盛元農相が、既報の500万円以外に1300万円をもらっていて特捜部が捜査しているとのスクープ。
これを見た途端、テレビのニュースを探したがどこもコロナと正月ネタばかり。夕方共同通信が後追い配信しているのをSNSで見た。担当記者は、辛いなぁと思うけれど、私も司法担当だったから、こんなこと17年間もやっていた。
司法キャップの時に、ゼネコン汚職で『K島』のトップが特捜部から事情聴取されたことを、あえて紅白歌合戦の間のニュースでやった。視聴率が一年で一番高いニュースだからだ。当時の報道は、故滋野武＆ I 手上伸一体制だったから、「そりゃ凄い」と報じることが出来た。今のNHKだとどうなんだろう⁉️もちろん1月1日あさ7時のニュースという選択もあったが、「紅白」の時間帯なら、各社も朝刊締め切りの午前1時半には、3時間以上あるから間に合うので、負担にはならないだろうと「武士の情け」もあった。正月早々取材に回る記者も、取材される検察側も迷惑な話だと分かっていたからだ。当時の社会部長やデスク、司法記者たちからの年賀状を読みながらふとそんなことを思い出した。
朝からシャブシャブとマグロの刺身、寿司屋さんの塩辛、伊達巻などで、珍しくビールとワインを飲み🍷🍷ほろ酔い気分で、昨夜録画しておいた「ザワつく！金曜日 特集」（テレビ朝日）を観た。以前深夜ワクでやっているのをたまに観た記憶があるが、昨秋から気がつけば見るようになり、とうとう12月からはビデオに録って必ず観ている。一昨日のＬちゃん宅の忘年会でも、この「ザワつく！金曜日」と、指原莉乃さんが出る番組が面白い🤣🤣🤣という話で、大いに盛り上がった。韓国人のメディア学者も気に入っているのが愉快だ。（余談だが、2020年指原さんを知った。とっても好い。末娘にAKBのトップアイドルだったと教えてもらった。彼女が引退してからAKBは今ひとつパッとしないとのこと、「紅白」にもでていないと）
「ザワつく！」は、長嶋一茂さん、高嶋ちさ子さん、石原良純さんの３人の掛け合いトーク番組だが、漫才なんかよりずっと愉しいし、私には馴染める。幼児性が抜けない一茂さん、しっかり者だけど何処か抜けているちさ子さん、特にご意見番的な良純さんがいいね。とてもあの傲岸不遜・石原慎太郎さんの息子とは思えない。思いやりや謙虚さがある。お母さんが優しい人だっからそちらのDNAかも。
毎週、いや今日も書斎でみている。だから激しい笑い声が聞こえるので、家人も末娘も覗きに来て「あっ🤭🤭ざわつく観てんの‼️」と至極納得する。「紅白」の裏番組だったけど、私は眠っていて途中から「孤独のグルメ」と変わる変わる観た。ビデオに録っているのに。それぐらい面白いのだ。「紅白」より視聴率は高いのでは⁉️とついつい思ってしまう。
番組に出てきた原監督のインタビューは実に微笑ましく、思いがけない氏の人柄が伝わってきてアンチ巨人の私ですら「ええ人やん」と親しみを覚えた。そういう思いがけなさを引き出す番組でもある。
この番組の中で、月に何回かご当地ポテトチップスの品評会がある。そのグランプリが昨夜決まった。10品目の中から選ばれたのは福島県の「ももポテトチップス」で、3人はもちろん、特別出演していたメジャーリーガー前田健太投手も絶賛。エントリーされた10品全て食べてみたくなったので、（そういう視聴者のためにネット販売が用意されている周到さ）テレビ朝日の番組ホームページから応募した。しかし時すでに遅し、完売済み。仕方がないので予約した。この番組で取り上げるととんでもなく売れるらしい。分かるわぁ〜。
夜はしゃぶしゃぶの残りに茹でた素麺を入れ、これをキムチと一緒に食べる韓流風に。韓流ドラマでよく出てくる。キムチと煮麺の相性が抜群。美味すぎて写真を撮り忘れた。だんだん韓国人化していく。「カムサハムニダ」（ありがとう）「ケンチャナヨ」（大丈夫）「アルゲスミダ」「アラッソヨ」（わかりました）が自然と出てくるようになった。韓流ドラマ韓国語だ。
今夜から介護の試験勉強をするはずだったが、古来習い事の始まりは2日と決まっているので、明日からに日延した。あっ🤭🤭🤭これってこれから1年を暗示しているような。あっ🤭もう抜かれる心配はないのだから、そんなこと気にせず気楽で良いのだ。
