介護実技試験終了(1231)

介護の世界に直接関わるようになってはや半年になる。介護には資格が必要だと知っている人は、お世話になった経験があるか物知りか、あるいは漠然と想像する程度か。私は漠然組だった。それほど縁のない世界に足を踏み入れた。資格の中で、「初任者研修というのは入門の入門で、入り口に立った程度だ」と講師は言うが、実技の試験があるとやはり緊張する。実技なんて大学の体育の授業、それも出席するだけのテニスとサッカーだった。

<ニチイ学館横浜校の教室から見た横浜市内 見晴らしがいい>

この先、「実務者研修」「介護支援専門員(ケアマネージャー)」「介護福祉士」「社会福祉士」などがあるが、私の年齢でチャレンジできるのは、せいぜい次のステップぐらいだろう。私は、別段資格を得て収入を増やしたいということではなく、知識や技術を身につけたいというのが第一と心得ている。つまり専門家の話を聞いても意味がわかる程度を目指している。

<写真の5冊のテキストを14回の講義で学び、残り2回は実技と筆記の試験 なかなか充実した講義だった。講師陣はお世辞でなく実に親切丁寧、体験談、具体的事例が良かったし、参考になる。なんと云ってもみなフレンドリーだった>

で今日(10日)ニチイ学館横浜校で行われた実技試験は、無事パス出来た。クラス8人全員なのが嬉しい。落とすのではなく、みんなで受かることを同期で目指してきた。これを通過しないと来週17日の筆記試験に進めないのでヤレヤレ。

準備した中で、「オムツ交換」は出題されたが、「入浴介助」や「車椅子移乗」「ベッドメーキング」などは出なかった。まぁそんなもんだろう。来週が最後。仲間と会うのも後1回となると些か淋しい気がするのは、それだけ3ヶ月余り楽しく過ごせたからだ。級長のM浦圭子さんには、クラス全員が世話になった。ありがとうございました😊😊😊。

 

『通販生活』というカタログ通販雑誌がある。もう何年も前から購読していないけど、掃除機や枕やイワシの煎餅(健康には良さそうだが私には不味い)など、なにがしら買っているからだろう、年に何回かは送ってくる。この雑誌のスタンスというかバックボーンが、私の思考と合致しているので毎号来るのを楽しみにしている。その中では、介護の世界が今抱えている問題や実情、実態をつぶさに記事にしているページが気に入っている。

もう一冊は『Bricolage』(ブリコラージュ)という2ヶ月に1回発行されている介護を多角的に考え、捉える雑誌。これは購読している。「ブリコラージュ」というフランス語自体、デジタル大辞泉によると  あり合わせの道具や材料で物を作ること。日曜大工。器用仕事。転じて、持ち合わせているもので、現状を切り抜けること> とある。この雑誌を読むと、何となくわかる気がする。ここには最首悟さんや編集人の三好春樹さんたちが執筆していて、それはそれで読ませるものがある。零細雑誌だろうから詳細は紹介しないので、ぜひ購読して。

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