今日(25日)から、後期の授業が始まった。もう正規の「教授」業は卒業したので、客員教授のM蔵野大学で学部生に1コマ、非常勤(兼任)講師のT京経済大学院とW稲田大学院がそれぞれ2コマずつあるだけ。しかもM蔵野大学は、11月の最終週の水曜日に一気に180分「コミュニケーションの政治理論」を連続講義するため、それまでは当分、2つの大学院で4コマ教えるだけだ。
▼この日は、糖尿病の定期検診のため、五反田に朝から出かけた。主治医のI藤静夫先生に脊柱管狭窄症の手術をする話をしたら、「糖尿病の関係で手術の傷が治りにくくても、キチンと私が治療しますから」と頼もしいお言葉。I藤先生は、誠意の塊のような方で、一人一人の患者に寄り添って、細かい所まで気を配ってくれる。先生に会ってからの私は、藤圭子さんじゃないが「命預けます」と思っている。糖尿病になったら先生にかかれば、安心だ。いつでも先生の「五反田内科糖尿病科クリニック」を紹介するよ〜。
▼話がいつものように横道与之介になったが、11時過ぎに五反田駅から国分寺に向かう。新宿で特別快速が停まっていたが、座れなかったので無理はせず、次の普通の快速にした。国分寺駅からT経大までは、徒歩12〜3分の距離で、途中急な登り坂があるので、正門前までタクシー🚕にした。
▼午後1番の授業は1時からで、まだ1時間以上もあるので、人気の「竹茂食堂」で昼飯にした。糖尿病の検査の日は、前夜10時以降は何も食べないので、ハラペコ。店内は立錐の余地がないほど満席で、アララと立ち往生していると、「先生、コッチこっち」とご主人が台所横の一人テーブルに座らせてくれた。
▼メニューを見るとこの時間帯は、ランチ専用で、私の好きな海老🦐🦐🦐チリ定食は無い。「海老🦐🦐🦐は?」「ランチタイムはやってないんですよ」と気の毒そうに言った、途端「いいですよね、作りますよ」と何と受けてくれるではないか。さすがT経大の後輩。これだけじゃ申し訳ないので、一番人気の鶏の唐揚げをトッピングで2個注文する。
▼「久しぶりですね。随分お痩せになったんじゃ」と厨房から奥さんが顔を出して挨拶してくれる。T経大の講義は、1年おきなので、まるまる1年半以上も会っていない。それにこれまでは、授業は4時限の午後2時40分スタートだったが、W稲田の授業との調整で早くなったため、ランチタイムとかぶってしまったのだ。
▼いつも親切にしてくれるから言う訳じゃないが、正真正銘ビックリすらるほど唐揚げが美味い。しかも腹一杯食べたい後輩たちのために、定食は500円で超大盛りOK。ご主人も学生時代、先代の竹茂食堂のお世話になったそうで、血縁でもないのに店を引き継いだそうだ。ここは正にT経大生たちのエネルギー補給基地だ。揚げ物が多いから「油田地帯」とも言える。私はエビ🦐🦐チリ定食と鶏の唐揚げ2個で980円也。
▼人気の証拠に、12時過ぎに店を出ると「何じゃ〜⁉️」と度肝を抜かれる。行列どころか人の塊が出来ている。大学のガードマンが、「毎日、これですから」と笑っていた。もちろん大学には、立派な食堂もあるが、ここまで親切で、リーズナブルではない。それに運動や文化サークルの学生たちに「この前の試合良かったね」「あの上演は評判だったね」とご主人も奥さんも声をかける。さすが先輩❗️学生は嬉しかろう。
ドンドン新築校舎が増えるT経大
▼大学院は、「テレビ報道論」と「ルポルタージュ論」で、後者はW稲田では、「ューズライティング A 」と「ニューズライティング B 」という授業だが、やることはほとんど同じだから、ルポの場合、日本人でも、留学生でもほとんど変わりがなく、学生のセンスが問われる。どちらの大学院生も似たり寄ったりで、話していると彼らの興味の中心は、活字よりアニメ、ゲーム、ユーチューブで、メディア志望でも、ネットメディア志望というところが今どきらしく可笑しい。それに学部生に比べると、断然話が通じるのが、これまた嬉しい。