日本トイレ協会運営委員会 1014

4月から『トイレ探検隊』の取材でお世話になった『日本トイレ協会』で、お礼奉公をしている。具体的には、運営委員のメンバーになって協会の下働きをするのが主な仕事だ。先月は年一回の総会で、会員の意識調査と結果報告をした。

今日の委員会は、午後5時半から文京区春日にある副会長のK林純子さんの設計事務所『ゴンドラ』で開かれた、この事務所には、トレタン時代に取材に訪れたことがあるが、『牛天満神社』という由緒ありそうな神社⛩の境内にあって、初めての時は、さすがに面食らった。

会議は、11月19日に開かれる大掛かりな「全国トイレシンポジウム」についてが、主な議題だった。今回のメインテーマは、「公共トイレが直面する問題を考える」だが、中でも印象的だったのは、「認知高齢者のトイレ問題」「世界のユニバーサルデザインの動向」など今日的なテーマを取り上げているところだ。

私は、199人の会員の意識調査の結果を受けて、今後の協会の進め方について、自分の分析と意見を披露した。何と言っても回答したのは、会員中30人しかいないので、指標を提示しにくい。そこで独断❓で、現在ある「ノーマライゼーション研究会」「メンテナンス研究会」「トイレ文化研究会」の3つの分科会のどこかに全員が所属し、各会ごとに決めたテーマを遂行していくというものだ。

こういう会の運営は、かなり強引に進めないと会員の多くを巻き込んでいくことは難しい。私も「隗より始めよ」の例え通り、言い出しっぺなので、「トイレ文化研究会」に所属することにした。

というのも今日の運営委員会に、近世ヨーロッパのトイレ文化に造詣の深い都立高校教諭 M田英樹先生が来ていだからだ。これからは先生の薫陶を受けながら、古代から現代までのトイレの変遷と慣習、共同体のあり様などについて調べてみたいと思った。

トイレ協会の運営委員会というから、そんなに深刻な会議とは考えていなかった。ところが議論が白熱して、どんどん時間が過ぎていく。みんな超真面目なのだ。「人生面白半分」の私は、身の置き所が無く、借りてきた金ちゃん(我が家に遊びに来る野良猫🐱🐈の金之助)みたいになっていだ。

午後8時前に終わったので、丸ノ内線で銀座に出て、F(木啓孝)ちゃんと待ち合わせた3丁目の蕎麦屋&スナック「おにわか」に繰り出した。まずは、ビールを飲み、続いてバーボンを1本入れてハイボールにして飲んだ。思いがけないほど美味い😋😋んだな。ついついぐびぐび飲む。ツマミは、薩摩揚げ、だし巻き卵、イカの塩辛•••。

Fちゃんとサシで飲むのは久しぶり。お互いに忌憚のない話に終始する。やはりB春問題は避けて通れない。二人ともM井清人元社長とK俣正剛元常務とは30年来の友人なだけに残念でしょうがない。

芥川賞や直木賞の選考、発表、受賞パーティの席で、作家たちに対応できる役員は皆無だろう。そんな時のためにK俣ちゃんがいたのに。日本の出版史に残る汚点をM井さんは残してしまったという点で、二人とも同意見だった。〆は、とろろ蕎麦にした。これがなかなか美味いんだな。山芋が強く粘りけがとんでもない。

午後11時過ぎに有楽町から京浜東北線に乗って帰ったが、ガラガラに空いていた。これなら銀座も好いかも。今夜だけでタバコを一箱吸ってしまった。朝から2箱だ。こりゃいかん、深く反省。

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