メディアのちょっといい話 / 577

    昨日の準強姦スキャンダル話もそうだが、このところメディアをめぐって明るい話が無い。そんなときN協会の松江放送局の若手たちが、「180日にわたる調査報道」を敢行して、成果を上げた話が耳に入ってきた。嬉しいね、ホント。

 N協会松江放送局の調査報道


   

    詳しくは2017年4月21日の『NHK NEWS WEB』「僕らはこうして”不正“を見つけた 180日の調査報道」を読んでもらえば分かるのだが、まぁこのブログの読者は、インターネットを活用している人が多いだろうから既に知っていて、「おまっちゃん、遅い 遅い!!」と笑われそうだが、その通りで、私は何でも知ってるFちゃんから聞いた。スクープの内容は、民進党の島根県議会議員が政務活動費140万円を不正な方法で受け取っていたという話。この手の取材の過程をN協会が公開するのは珍しいが、ドンドン公表できる物はした方が良い。独自報道の場合、ニュースの裏側を開示することは視聴者からの信頼をより一層得るだろうし、記者達のやる気も起きるだろう。好いね。

   このレポートの中で、チームリーダーのY井俊樹記者が、「元はといえば、東京の報道局の科学文化部で・・・」と自分が畑違いだと言うことを書いていたけれど、全然そんなことは無いんだよ。科学文化部にK山博文記者というとんでもないぐらい凄腕記者がいて、まさに調査報道と言って良い記事やNスペを、それもスクープ記事や番組をバンバン書いたり作っていた。医療関係では私が知る限り後にも先にも彼を超える人は知らない。その彼も方面時代、事件報道でも有能ぶりを異動してきた直後から発揮していて、「只者じゃない」と思わせたんだよ。私は部は違うけれど科学文化部の沢山の記者たちにも、災害や突発事件の時など大いに助けてもらったからよく分かる。K山君には足を向けて眠れないほど世話になったN協会関係者は多い。もちろん私もその一人だが。それぐらい実力がある記者だった。Y井さんたちも是非K山君のように、引き続きがんばって欲しいね。それにしてもこのところN協会の質の低下は、前会長やその取り巻き、さらに強姦記者に代表されるように目を覆う物があった。それだけにこのニュースは久々の快挙だ。地方議会のそれも140万円とはいえ、これをN協会が全国放送にしたことも、会長が交代して、”風”が変わったという気がする。

 上海セレブNと

久しぶりに上海セレブのNと午後3時から新橋の「九州熱中屋」で飲んだ。天気が好ければ、浅草のホッピー通りの「正ちゃん」に連れて行って煮込みで飲むはずだったが、ザンザン降りなので急遽変更となった。セレブNとは20年以上も前からの付き合いなのに、何も無いけどちょっと好い関係。そういう女友達も私には沢山いて、中でもセレブNは私が数少ない呼び捨ての女性だ。彼女以外は、自分の娘すら「さん」「ちゃん」で呼んでいるのに。彼女は元B化放送の敏腕ディレクターだったが、一念発起して上海交通大学に留学し、その後N協会に入局。松山支局を経て国際部記者に。旦那の稽さんは大学の先輩で、熱愛の末、日本まで追いかけてきた。旦那さんは、上海で親友と2人で始めた広告会社が大当たりし、いまや11000人の従業員を抱える大企業の副社長。セレブNもいまや副社長夫人で有り、独自に仕事もしているキャリウーマンでもある。娘と家人と上海を訪れたときは、生涯乗ることもないと思っていた、アメリカ映画に出てきそうな、ギャングの親玉が乗るような大型リムジンでホテルまで迎えに来て、「何じゃぁ〜」と驚愕した。

 今夜も夜更かし

    午後6時を過ぎたので、タクシーで今日午前2時過ぎまで飲んでいた「もゝ」へ。以前帰国した時に連れて行ったら大のお気に入りになったからだ。私は和枝さんが病気で入院するたびに「土曜も休んで2連休にしないから身体を壊すんだよ」と苦言を呈していたが、行ってみて彼女が店を開ける理由がよく分かった。とんでもないくらい、いや金曜日の夜と同じかそれ以上に続々客が来るのだ。これじゃ閉めたら客に叱られるわな。

    午後8時過ぎにFちゃんが、モデルのような息子の嫁さんを伴って現れた。自慢の嫁だとすぐ分かる。いつものように美人の人妻を見ると「3日、3月、3年と言って、3年目に別れそうだったらすぐ連絡を頂戴」と念押ししておいた。いいなぁ〜嫁と一緒に飲めて。「パパ」なんて呼ばれちゃって、鼻の下を伸ばしていた。うらやましい。気がつけば終電間際。今夜も夜更かし。でも電車には間に合った。

 吉高ちゃんハイボールを飲む

    和枝さんが偉いのは、というかこの店がなぜ人気なのか分かるのは、客の希望をすぐ叶えてくれるところだ。一昨晩(5月12日)私はトリスの空き瓶を持参して、キープしてあるシーバスリーガルの中身を移し替えてもらい、霞ヶ関高官と偽トリス(つまり瓶はトリスだが、中身はシーバス)で乾杯して悦に入っていた。すかさず「本物のトリスを飲みたいんでしょう」と言われて、「もちろん!!」と応えたら、この日(昨晩だから、夕べの今夜だ)「おまっちゃん、トリス入れといたわよ」と嬉しいことを言ってくれるではないか。今夜は本物のトリスで乾杯。店としては売り上げにならないから、客としては中々言い出せなかったのだが、嬉しいね。吉高ちゃんのポスターはないかなぁ。いえいえこれは私が探します。

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