入浴介助で日が暮れて(1212)

毎週日曜日はNチイ横浜校で「介護」の講義を受けている。きょうは「入浴介助」がメインテーマ。先週定席を補講の受講生に占有?されてしまっていたので、20分早く着くように行ったら、すでに来ていた3人が来ていて、「あら!どうしたの?こんなに早く」と一斉に言われた。「いや先週早くきたつもりが最後だったから」と変な言い訳。トイレに行って戻ったら、みんなはもう練習を始めていた。M浦級長や私と同レベルで心強いM居さん、しっかり者のK島さんの、いつものメンバーに加えてもらう。少しは進歩したかと思うが、実は同じ間違いを繰り返す。これって何なんだろう?私と同じレベルだと安堵していたM居さんに、「こうですよ」と教育的指導を受けてしまい、ついつい「あんたが言うか!!」と反応して爆笑。「あぁ振り返るともう誰もいない。横を見ても誰もいない」と焦ってしまう。

<Nチイ学館のホームページから引用 以下同様>

講師は先週と同じK先生。「今日は実技が多くて、時間がないので質問は休憩中にしてください」と最初に言われたので、授業中は終日?沈黙。それでも実技に移ると前後の席で1組になったので、お互いよく話す。私の相方のM居さんとは、実習になって以降の「最強コンビ」ならぬ「最弱コンビ」なので仲がいい(と私が勝手に思っている)。コロナ禍で授業の内容も随分変更になっているらしく、本来ならお湯を張った洗面器に手をつけてマッサージしてあげたり、タオルで下から上に拭きあげるらしいのだが、いまは「やったつもり」で、真似事のようなことを練習する。時間はすぐに経つ。

昼は定番の『味奈登庵』で「ざる蕎麦+山芋+茄子&イカの天ぷら」を食す。この店のファンの松Uさんと今日も一緒になる。冷たい蕎麦だと速い。22階の教室に戻ると弁当組が情報交換をしている。確かにこの45分は貴重だ。が、家人に弁当を作ってくれとは頼めないしなぁ〜。コンビニ弁当か『崎陽軒』の「シウマイ弁当」という手があるか。でも途中から話題に参加して、色々実技の試験の情報をM浦級長に教えてもらう。私はだんだん実技試験がトラウマになってきた。その際、「Line」のやり方を教えてもらう。いつもW稲田の教え子や末娘、T橋宗ちゃん、T市大のL洪千教授にその都度やってもらってきたから「イチから」は初めて。「M浦師匠!」と呼ぼう。

午後の授業はバスタブを使っての実習。これは右半身不随の利用者を風呂に入れるという設定で、今日の受講者9人が一列になり前から順に入浴介助していく。お湯をはっていないので、浮力を利用できない分、しゃがんだ利用者のお尻を抱えるようにして立ち上がらせるのはなかなか至難の業だ。私は男性のO村さんを介助。彼はスリムなのでまだまだやり易い、が手順を覚えきれていないので失敗続き。失笑、哄笑を誘う。O村さんは30代後半のナイスガイで、イケメン。実習中も間違いを正そうと彼が小声で教えてくれる、イイ奴ちゃ。

結局質問無しだったから授業は定時より1時間も早く終わってしまった。私も2005年から大学や大学院で教えているので、講義全体から個別のテーマごとの按分をある程度設定しておくが、質問は時間調整のクッションとして重要。おそらく実技の時間を大事に考えた結果だから、意を汲んで我々もこの空き時間を利用して再びベッドメーキの練習を2回もさせてもらった。

帰ると薬用石鹸で手洗い、うがい。シャワーで頭から全身を洗ってから入浴。今日の授業で、高齢者の入浴時の温度は38〜40度と聞き、「おれは43度じゃないと寒いなぁ~」と一人言。すぐに「私は42度」とか反応がある。しかも湯船に入っている時間は5分というのも短く感じた。せめて10分は入っていたい。せっかくバブを入れているんだから。

風呂から上がると海鮮・豚肉キムチ鍋とビールのつまみ用に鎌倉『光悦』のカニクリームコロッケが待っていた。このキムチは韓国から直送の本格派で、コロナ禍支援に大量購入したというソウルが故郷のL教授から10キロも貰ったのが最初。これが美味くて美味くて。次からは店の名前を聞いて10キロ、さらに先月も10キロと2ヶ月おきに買い求めている。韓流ドラマにハマっている夫婦だけに、何でもキムチ。ラーメンの友としても欠かせない。もう身体の3分の1が韓国人になったくらい食べたキムチ、いや気持ち。イイね。二人だと小鍋でも食べきれない。プリプリの大粒の牡蠣が最高(チェゴ❣️)だった。

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