気になった台風8号(1357)

台風8号は、明日東北地方に上陸すると朝から天気予報でやっている。我々はついつい自分の住んでいる場所から「外れた」と言ってしまいがちだが、記者時代はその発言はご法度だった。そりゃそうだろう。昼のNHKニュースは当然ながら、オリンピックより災害報道が第一で当然の編成だ。NHKは、「災害対策基本法」で報道機関として唯一、指定公共機関に定められていて、防災情報を正確・迅速に伝える責務を負っている。とにかくNHKは、1 に災害、2 に選挙、3、4 がなくて 5 に事件 (ここは大体自分の持ち場をいうから、防衛だったり、教育だったり、医療だったり、勝手に言えばいい 。とはいえ同じ部署や遊軍で担当を3年以上していないと、さすがに厚顔無恥な記者といえども言いにくいけど)報道で、他社も最初から災害報道は、NHK任せというのが実情だ。さっきも民放の夜のニュースを見ていたが、トップはオリンピックだった。

鹿児島時代、赴任初日に県内各地で合わせて32人が土石流に巻き込まれて犠牲になったり、翌年も鹿児島市内の竜ヶ水で同様の災害で9人が亡くなったりした。6年間いたが、毎年集中豪雨だ、台風だと、6月から10月までは気の休まることはなかった。これに桜島の爆発、土石流が加わる。泊まりの先輩が、『警報』が出ているのに速報も出さず、親局である福岡局にも連絡せず、後で分かってこっぴどく叱られていたのを目の当たりにして自戒した。さらに沖永良部台風の時に、相当な被害が出ているのに、当時の副部長が、雨が少なかったことで重要視せず軽く扱ったところが、「風台風」で島中、大被害が出ていたことが分かり、おっとり刀で中継車を送り込んで、連日全国中継をしたが後の祭りだった。その後どこに異動したのだろうか。

初任地が鹿児島だったことで、災害の怖さはトコトン、骨の髄まで、染み込んでいる。だから災害のニュースを見るといまだに人ごととは思えない習性が身についている。記者を鍛えるには絶好の赴任地だったと今も思う。

だから台風というとついつい食べ物の準備も2〜3日分してしまい、大体失敗する。まぁそれでいいのだが。今日(27日)も、特段外に出る必要がなくなり、大リーグ中継もないので、読みかけの本の続きをベッドでゴロゴロしながら目を通す。疲れたら「1日 2話まで」と決めている韓流ドラマの『賢い医師生活』を見るのだが、いつの間にか眠り込んでいて、また最初から見直す、これを繰り返す。

昼は冷やし中華を作り、明日(28日)前期最後の試験「経済数学」を前に頭を抱えている娘と食べる。2時間ほど休んだら、晩飯の準備を始める。昨日買って昆布〆にした鯛の刺身を切り、その昆布を入れて尾頭の鍋を作る。この昆布、半端なく高級で肉厚だから、と言っても貰い物だが、これだけ食べても抜群に美味い。どんなに暑くても鍋が一番好きなんだなぁ。ホタテも忘れずに、でも焼きではなくてリクエストに応えて刺身にした。これを肴にレモン🍋🍋の缶酎ハイ。5種類買ってあるので、その日の気分だ。

28日は、仕事なので午前5時半起き。さぁ寝ようとしたら試験勉強中の娘がやって来て、「お父さん、もう目が開かない。2時間眠るから起こしてね」。アッチャー🤭🤭🤭。仕方がないので、韓流ドラマ『賢い医師生活』の続きを見る。が気がついたら眠っていて、午前2時を5分回っていた。あ〜よかったぁ。

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