立ち食いそば探訪記【71】<信濃路 蒲田店>(1486)

さて人形町からどうするか⁉️『福そば』の帰りに、せっかく回った『きしめんの寿々木屋』は、休業中。来たときに、ちょっと店を見たところ、11時の開店前だというのに4人が並んでいた。ところが今度は人影はなく、正面に回るとシャッターは降りたまま。11時35分まで待ってみたが、やはり開かないので、三郷の『あかくら』にするか、台東区の『川一』にするか逡巡した。

地下鉄に乗ろうと下まで降りたところで、今朝(4月11日)『会』のメンバーY田裕史さんが『信濃路 蒲田店』を絶賛した投稿を思い出した。あれを読んだ時、すぐにでも行きたい衝動に駆られたからだ。とはいえ蒲田は妙蓮寺から近いからいつでも行ける。むしろ都心に出てきたのだから、普段行かない城東、城北地域に足を伸ばしたい。見知らぬ土地を歩くのが愉しいのだ。

うーんと散々迷った挙句、「まぁビールを飲んで、蕎麦を啜るか」と京急線の羽田空港行きに飛び乗った。京急蒲田駅から『信濃路』のあるJR蒲田駅前までは遠い。すぐタクシーに乗る私ならその選択もありだが、この歳になったら、とにかく歩く、歩く。これが糖尿病患者には必須だ。それにしても遠いわ😵😵😵。しかもこの暑さだ。

店の入り口で、中国人のお姐さんから「あら💕今日は、お姉さんは⁉️」「あーカミさんね。今日は仕事なんよね〜」とご挨拶。なぜ中国人と分かったかというと「你的国家在哪里」(どちらのお国ですか)と50年近く前に覚えた中国語を使ってみたからだ。私が訊くと彼女が日本語で「中国です」応える。漫才やっているみたいだった。最後に「請努力」(がんばってね)と言ったら笑っていた。通じたのかな🤣🤣。

店は入ってすぐのところが「立ち食い蕎麦」コーナーで、飲める奥の席は、4回連続入口から2席目だった。奇遇やなぁ〜。まずは喉がカラカラなので生ビール。つまみは「どて焼き」と「なす味噌炒め」でスタート。ここの「どて焼き」は肉の塊を食っているようだが、トロトロ。カラシをつけると抜群の味だ。

隣の席は私と同年輩の男性で、突然「山形でこの暑さなら日本中どこも暑いでしょうね」と昼のニュースを見ながら話しかけてくる。「ご出身なのですか?」と訊くと「青森だ」という。青森の桜はこれからだとも話していた。今日の刺身を訊くと「マグロ」と「タコぶつ」だというので、追加のツマミは「タコぶつ」と「糠漬け」。これで「レモンハイ」を、結局4杯飲んだ。タバコも吸いたくなったので、一旦店先に出た後「立ち食いそば」コーナーへ。

いつもの様に、「なす🍆天そば」に「玉ねぎ🧅天」をトッピング。390円。この安さは感動ものだ。青森のお父さんの後に入ってきた若いサラリーマンは、「かけそば」だったが270円。それと入れ替わりの中年男性、「なす天そば」で330円。凄い店だ。ビールとレンモンハイで水分を摂りすぎたため、汁(つゆ)は、飲み干せなかった😅😅😅 

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク